原子力災害に学ぶ放射線の健康影響とその対策

前表紙
丸善出版, 2012 - 145 ページ
放射線の人体への健康影響は、実験室での研究だけでは解明できない。人体に関する知見を得るためには、被曝事例の分析が必須である。本書では、原爆被爆者やチェルノブイリ原発事故の調査に長年携わってきた著者が、直接見聞きした情報と、科学的知見をもとに、「放射線の健康影響とはどのようなものか」「原子力災害による健康影響にどう対応すべきか」を具体的につづっている。放射線の健康影響を科学的に理解し、さらにその先を見通す指針となる一冊。

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