総合的な学習と教科学習の未来を拓く

前表紙
明治図書出版, 2001 - 143 ページ
鳴門教育大学附属小学校は文部省の研究開発学校の指定を受け、研究の成果として段階的分化型カリキュラムを開発した。その基本原理は「“生活”から“文化の創造”へ、そして、さらに“生活”へ」のキャッチフレーズで表現される。この原理に基づいて開発したカリキュラムを見ると「はぐくみ総合」を中心に置き、子どもの発達に応じて教科等が段階的に分化する構成となっている。これはまさに二十一世紀型カリキュラムの誕生と言うことができるだろう。

書誌情報