生きつづけるということ: 文学にみる病いと老い, 第 1 巻

前表紙
メディカルレビュー社, 2004 - 352 ページ
男女の年月を経た交流の中で、「理解」や「愛情」というものが育ってほしいという希望も強くある。「言葉」「性愛」「老年期の快楽」といった課題からすると、言葉を欲しない男たちも、言葉がむしろ多すぎる女たちも、相手を想像することの力と、そこに根ざす快楽のようなものがあればいいのにとも思う。森鴎外「高瀬舟」、アーネスト・ヘミングウェイ「老人と海」、遠藤周作「深い河」など国内外24作品に描かれた『言葉』から真の『生きる』を探る。

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