武士道と日本型能力主義

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新潮社, 2005/07/15 - 250 ページ
固定的な身分社会と思われていた江戸時代だが、実は藩主が家臣に更迭される「主君押込」や、有能な下級武士を抜擢する積極的な能力主義がうまく機能していた。武士道の根本規範は、減私奉公ではなく自立の精神と組織の繁栄追及であることを明らかにし、徳川吉宗、上杉鷹山などの改革や、幕末の幕府官僚の例を挙げて、新しい武士像を提示する画期的な組織論。

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