サングラスをかけた盲導犬

前表紙
岩崎書店, 2005 - 126 ページ
秋の日の夕ぐれ、盲導犬のチャンスは歩道においてあったバイクにぶつかってしまいました。そのようすを見ていた小学三年の彩音は、あることに気づきます。そう、チャンスは目が見えなくなっていたのです。やがてチャンスは盲導犬協会にひきとられていくのですが...。季節がめぐり四年生になった彩音は、夏の雑木林で小さなサングラスをかけたチャンスとふたたび出会います。そして、ふしぎな旅がはじまるのです。かなしいけれど、あたたかい、感動のものがたり。赤い羽根アニメーション原作。

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