ホワイトカラー犯罪の法律学: 現代社会における信用ある人々の犯罪

前表紙
シュプリンガー・フェアラーク東京, 1999/05/06 - 633 ページ
ホワイトカラー犯罪とは、社会的に地位の高い指導的立場にある者が、その地位を濫用して職務過程において犯す犯罪である。現代社会における新たな犯罪として注目されており、欧米を中心に研究が重ねられている。本書は、従来の伝統的なホワイトカラー犯罪に加えて、政府による犯罪、国家企業複合型犯罪、テクノ犯罪、悪質商法犯罪、副業犯罪などの新しい犯罪類型を分析した最も新しい研究書の翻訳である。詳細な研究成果と共に示唆に富む提言も盛り込まれており、ホワイトカラー犯罪が顕在化する現代社会を考察するにあたって必読の一冊である。

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