公共圏の歴史的創造: 江湖の思想へ東京大学出版会, 2000 - 336 ページ 本書は近代性、あるいは近代思潮に関する研究書である。明治以前に遡る歴史的概念と明治以降の翻訳概念とが、現在、生活世界や政治の領域で交わされている日常語をどのように規定=拘束しているのかを問題として、“公”というカテゴリーをめぐる言説の、流布された自明性を解体し、そのことによって、社会関係の結び目(ソシアビリテ)をより生存しやすい交通様式へと開いている。 |
他の版 - すべて表示
多く使われている語句
あっ あり おり ここ こそ すなわち それは という なお なかっ なっ など なら なる において における によって による ハーバー マス べき また まで られ られる ろう 意味 河東 概念 鎌倉 鎌倉幕府 勧進 関係 飢饉 義経 京都 共同体 近世 近代 空間 結界 権力 研究 見える 言う 言え 五山 吾妻鏡 交通 公共圏 公共性 構造 江湖 国家 今川義元 今川氏 今川氏真 参照 施餓鬼 施行 室町 室町幕府 社会 駿河 駿河国 駿東郡 初出 所蔵 場合 新聞 神泉苑 政治 前掲註 全集 対し 中江兆民 中世 長福寺 天皇 都市住人 東京大学 東寺 日本 非違 文書 方丈記 謀反 謀叛 本書 幕府 明治 網野善彦 問題 頼朝 歴史