柳屋お藤捕物帳

前表紙
PHP研究所, 2000/10/16 - 298 ページ
金龍山浅草寺境内の“お箸銀杏”の下、本柳屋という楊枝店で働くお藤は、江戸二大美人に数えられる器量よし。聡明で気立てもやさしいとくれば江戸中の人気者。ところが彼女、真伝鬼倒流の柔術をつかい、六寸の竹楊枝を武器に悪に立ち向かうお侠なレディなのである。このお藤と、顔も躰も真ン丸の“布袋の親分”こと五郎八が次々と起きる怪事件に挑んでゆく。気鋭の時代作家が放つ痛快娘捕物帳。

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