経験価値マーケティング: 消費者が「何か」を感じるプラスαの魅力

前表紙
ダイヤモンド社, 2000 - 324 ページ
これまでの伝統的マーケティングは、製品・サービスの特性や便益性(F&B)を追求して差別化を図ってきた。しかし、それだけでは消費者の複雑な要求に応えることはできなくなってしまった。消費者はむしろ、製品・サービスの持つ機能や便益以外の「プラスαの魅力」を求めているのである。例えばショッピング時の楽しさ、使用している時の快適さ、使い終わった後での余韻などである。つまり、心地よい経験(価値)が消費者を惹きつけるのである。経験価値マーケティングは、さまざまな心地よい経験を作り出し、消費者に提供することに焦点を当てる。本書では、iMac、ジレット、スターバックスをはじめ、斬新でユニークな欧米の事例を中心に多数紹介している。

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