なぜ交際クラブ運営会社に新卒700人のエントリーがあるのか: 「パパ活」を生んだダークなイメージの組織を明るく成長させた経営手法

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現代書林, 2022 - 208 ページ
「交際クラブ」「愛人」「援助交際」「デートクラブ」...
ここ数年ではコロナ禍の影響もあり「パパ活」という言葉も一般的になりました。
「交際クラブ」=「愛人マッチングサービス」として
まだ多くの人がネガティブな印象を持っているのではないでしょうか。

ただ、実はそんな後ろ暗いことではないのです。
「パパ活」的な事は日本だけではなく、世界でも昔から行われています。
14世紀のヨーロッパでは音楽家や画家、小説家などの芸術家には貴族からの援助が一般的でありました。
いわゆる「パトロン」です。
今の日本でも「交際クラブ」は「援助交際」とは違い、違法なものではありません。
「デートクラブ条例」が定められており、合法です。

著者は日本最大手の「交際クラブ」を運営する経営者。
そしてプロモーションのために生み出したのが「パパ活」という言葉です。
音大を卒業し、様々な職を経て今の仕事を行っています。

本書では学生から敬遠されそうな業界でありながら、
新卒の応募者が700人を超える会社にまで成長させた
著者の様々な苦労やチャレンジなどをあますことなくまとめてあります。

「交際クラブ」という、決して日の当たらないダークなイメージの組織が、
どんなふうに生き残ってきたのか、知っていただければと思います。

【目次】
はじめに
序章ユニバース倶楽部という全国組織
第1章交際クラブを正しく知ってほしい
第2章私が交際クラブの仕事に出会うまで
第3章ありきたりを壊す集客アプローチ
第4章面接こそがクラブ発展へのカギ
第5章成長期の経営は独裁で構わない
第6章今に合わせて会社運営を転換する
第7章ダークなイメージの払拭に向けて
おわりに

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