モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

前表紙
講談社, 2015/11/19 - 352 ページ
モチベーションについて信じられていることの大半が、とてもではないが真実とは言えない……これを本書で示したい。厄介なのは、動機づけについて、多くの企業が新しい知識に追いついていないという点だ。今なお、きわめて多くの組織が、人間の可能性や個人の成果について、時代遅れで検証されていない、科学というよりほとんど俗信に根ざした仮定に基づき運営されている。目先の報奨プランや成果主義に基づく給与体系がその例だ。

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動機付け(モチベーション)に関する書です。私が大学の時は動機付けには2種類あって「外発的動機付け」と「外発的動機付け」だという程度しか教えられなかった。しかし、本書ではその2種類について性質が違うこと、及び会社等における組織強化、人生を高めることを目標とするならば内発的動機付けが如何に重要となるか、また科学的な調査が動機付けについてどのような結果を示しているかを明確に示している書だ。また、本書の内容を実践するかのように、本書を140文字以内で要約したり、数ページに内容がまとめられていたりとビジネス書としての利用もできる。
本書は内発的動機付けの重要性を説くだけではなく、実際にそのモチベーションを獲得、維持するための方法論についても触れられている。その方法も様々で実際の行動から導くものや本を利用して導くもの等、自分に合った方法を選択することが可能となるようになっている。内発的動機付けは外発的動機付け以上に維持することが難しく、外的環境による阻害要因により容易に折れてしまう。それは誰しもが経験していることであり、自覚もしていることだろう。その前提にたって、再度内発的動機付けを思い出すよう本書の方法論の部分もしっかりと検討しておきたい。
また、本書は最初に触れたとおり、会社で部下に対し内発的動機付けに基づいた行動を促す方法や自分自身に対しての方法論、また子育てに関係する子供に対する方法論や考え方等、どんな立場・環境においても利用可能なものである点が非常に評価できる。
もし方法論の内容が在り来りと感じるのならば、内発的動機付けが如何に重要かを身の回りで述べている人が多いからだろう。ただし、外発的動機付けが劣っている、全くの不要なものという意味ではないことだけは最後に付け加えておきたい。外発的動機付けが力を発揮する場面も存在するので状況によって使い分けたいところだ。
 

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ザグマイスター
・学習25年・仕事40年・余暇25年 

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