島のおじいさんとカラス

前表紙
クリエイティブメディア出版 - 64 ページ

「はらぺこあおむし」の訳者・もりひさし氏も絶賛!


本編では、もりひさし氏が『島のおじいさんとカラス』を読み作者に宛てた私信を掲載!!



「島のおじいさんとカラス」

■ストーリー

波の上に顔をのぞかせたサンゴに砂やどろが積もり、いつのまにか陸地にかわっていた、

ちっぽけな島がありました。


鳥がたねを落としていったのでしょうか、それとも、潮の流れが運んできたのでしょうか。

学校の校庭ほどもない、そんなせまい地面にも植物が芽生え、草や灌かん木ぼくが生い茂って、

どこまでも続く海の中に、ぽつんと緑の点を浮かび上がらせているのでした。


「無人島?」


いいえ。こんな小さな島にも、ちゃんと人が住んでいたのです。


■他2編

・「はじめての物語-The first bee and the first fiower-」

・「ハチスケ」

  

◆企画協力◆

クリエイターズワールド

http://www.creatorsworld.net


◆出版◆

クリエイティブメディア出版

 

著者について

東京大学大学院農芸化学科修士課程卒業。

科学者の道へ進むことを志すも大雑把すぎる性格が災いして断念を余儀なくされ、

以後、「これ以上、第二次志望のような人生は送りたくない」と半端仕事を転々としながら物語を書く。第13回リブラン創作童話館 最優秀賞受賞・第11回小川未明文学賞 優秀賞受賞、など。


書誌情報