サバンナのいちにち

前表紙
講談社, 2016 - 114 ページ
2016年8月に映画公開で話題の『ルドルフとイッパイアッテナ』で知られる児童文学作家、斉藤洋の新作童話です。
斉藤洋の初期作品『どうぶつえんのいっしゅうかん』は、1988年の刊行以来、国語教科書や、NHK「母と子のてれび絵本」に採用されるなど、ロングセラーとなって読みつがれています。
本書は、実に28年の時を経て刊行される『どうぶつえんのいっしゅうかん』の姉妹編といえる作品です。
今や童話界を牽引する存在である斉藤洋、高畠純コンビの、非常に完成度の高い童話作品です。

●おもな内容

毎朝かけっこをするサイとカバ。
そのサイをまちかまえて、「こんじょうだめし」をするヒョウの三兄弟。
シマウマのむれにしのびこんで、いたずらをするオカピ。
自分より何倍も大きいニシキヘビにけんかをしかけようとするシママングース。
天の川は星なのか川なのかをたしかめるため、夜空を飛んでいくワシとワシミミズク--。

美しい大自然の中、ユーモラスな動物たちの一日のようすが生き生きと描かれます。

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