教科書採択の真相: かくして歴史は歪められる

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PHP研究所, 2005/07/01 - 262 ページ
教科書は誰が選ぶのか?教室で子どもに教える現場の教師か、教育委員会か、首長か、それとも父母か―四年前の『新しい歴史教科書』の出現は、半世紀変わらぬ教科書制度のあり方に、大きな一石を投じた。と同時に、教科書問題の主舞台が「検定」から「採択」の場に移り、採択が世間の注目を集めるきっかけともなった。新しい教科書の編纂に加わった著者が、採択率〇・〇三九%という苦い経験を振り返りつつ、採択制度と実態のズレを明らかにする。日本の歴史教育をダメにしたのは誰なのか―。 【PHP研究所】

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