サーシャ、ウクライナの話を聞かせて

前表紙
戦火のウクライナから逃れ、国外への避難を余儀なくされたサーシャ。
祖国を愛する彼女が案内する、「知られざる国」のビジュアルブック

著者のサーシャは、軍事や歴史の専門家でも著名人でもありません。ウクライナの工業都市ドニプロで日常を送っていた建築を学ぶ学生でした。しかし、2022年2月24日、ロシアによるウクライナ侵攻の当日、彼女は否応なく故郷を追われました。
祖国ウクライナを愛する彼女が、魅力あふれるウクライナのあれこれを紹介。一人の「普通のウクライナ人」の目を通して綴られる本書を読めば、ウクライナという国、そして、ウクライナの人々により共感を持っていただけるはずです。
サーシャの友人であり、共著者であり、通訳・美術家としても活躍する西田孝広氏の挿絵は、ウクライナの人物、風景、そして、戦争の影をも繊細に表現し、本書全編を美しく彩ります。
祖国を憂うサーシャの魂が宿る、ウクライナへの愛で満ちた一冊です。

書誌情報