東海道名所記/東海道分間絵図

前表紙
国書刊行会, 2002 - 418 ページ
「旅は道づれ世はなさけ」、にわか道心を起こして出家した楽阿弥陀仏と、年のころは二十四五、「大坂辺のなにがしが手代」の、丁々発止の狂歌のやりとりを交えた、二人連れの東海道上り旅―「道中記」としての実用性と、「夢物語」としての文学性をたくみに結実させた『東海道名所記』、江戸日本橋から京都三条大橋までの東海道五十三次を、無類の正確さと驚くべき精密さとで描いた、道中図の最高峰『東海道分間絵図』の二編を収録。

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