和漢三才図会, 第 6 巻平凡社, 1985 |
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113 ページ
寺島良安 短く微赤、土器色で美しい。両薯( )の末は黒くて手に似ている。これより下は腹が大へママひれかわらけ肩までは牝鹿 ... 短く形は小さくてつかいものにならない。ちっこ皮褥や履歴につくる。産婦がこれを身につけておればお産は軽い[毛は甚だ柔軟 ...
寺島良安 短く微赤、土器色で美しい。両薯( )の末は黒くて手に似ている。これより下は腹が大へママひれかわらけ肩までは牝鹿 ... 短く形は小さくてつかいものにならない。ちっこ皮褥や履歴につくる。産婦がこれを身につけておればお産は軽い[毛は甚だ柔軟 ...
132 ページ
... 短く眼にまぶたがなく、耳に耳たぶがないが聴い。手脚は短く五指はみな屈んでいて、手の太さだけは脚の倍はある。いつも地中にいて手で土を掘り、鼻でひらき進んで、また旧路を還ってくる。時どき仰いで蚯蚓を食べる。柱礎はの活動のために傾き、樹根は ...
... 短く眼にまぶたがなく、耳に耳たぶがないが聴い。手脚は短く五指はみな屈んでいて、手の太さだけは脚の倍はある。いつも地中にいて手で土を掘り、鼻でひらき進んで、また旧路を還ってくる。時どき仰いで蚯蚓を食べる。柱礎はの活動のために傾き、樹根は ...
185 ページ
... 短く掌は紅く脚が短いもの。これが真鳧である。雌は淡黄赤色に蒼黒毛を交えて斑をなしている。翅は蒼黒色。觜は蒼く喙は短く掌は紅く脚は短い。諸鳧は畿内の産が上であり、九州の産はこれに次ぐ。まもみどりじろがも羽白鳧ぎかも尾長鳧〔一名は佐木加毛〕 ...
... 短く掌は紅く脚が短いもの。これが真鳧である。雌は淡黄赤色に蒼黒毛を交えて斑をなしている。翅は蒼黒色。觜は蒼く喙は短く掌は紅く脚は短い。諸鳧は畿内の産が上であり、九州の産はこれに次ぐ。まもみどりじろがも羽白鳧ぎかも尾長鳧〔一名は佐木加毛〕 ...