和漢三才図会, 第 6 巻平凡社, 1985 |
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169 ページ
... 黒く、本はみな白で、これを鶴の本白といはねぼうき箭羽にする。また羽帚にして賞したりもする。肉味は極めて美である。それで真鶴という。黒鶴高さ三、四尺、長さ二、三尺。白い頸、赤い頰、脇の脚、その他はみな黒く、肉のぶち味もい。一種に、黒鶴と ...
... 黒く、本はみな白で、これを鶴の本白といはねぼうき箭羽にする。また羽帚にして賞したりもする。肉味は極めて美である。それで真鶴という。黒鶴高さ三、四尺、長さ二、三尺。白い頸、赤い頰、脇の脚、その他はみな黒く、肉のぶち味もい。一種に、黒鶴と ...
185 ページ
... 黒くて両辺は青白色。尾二枚は長さ二、三寸ばかり、脚・掌ともに黒い。味も使い。全体は黒くて両脇は白い。頭の上に黒い長毛があって冠のようである。翅羽は灰白色。觜は碧で脚は黒い。味もややい。『本草綱目』に冠といっているのはこれであろうか ...
... 黒くて両辺は青白色。尾二枚は長さ二、三寸ばかり、脚・掌ともに黒い。味も使い。全体は黒くて両脇は白い。頭の上に黒い長毛があって冠のようである。翅羽は灰白色。觜は碧で脚は黒い。味もややい。『本草綱目』に冠といっているのはこれであろうか ...
266 ページ
... 黒く、腹・背は灰青色、羽の末は黒くて白斑がある。嘴はやや曲って厚く浅黄白色、尾は短い。好んで豆・栗を食べる。それで豆甘美〔俗に豆廻しという〕という。常に鳴くが春月によくさえずる〔比志利古木利と鳴いているように聞こえる)。『和名抄』(羽族名 ...
... 黒く、腹・背は灰青色、羽の末は黒くて白斑がある。嘴はやや曲って厚く浅黄白色、尾は短い。好んで豆・栗を食べる。それで豆甘美〔俗に豆廻しという〕という。常に鳴くが春月によくさえずる〔比志利古木利と鳴いているように聞こえる)。『和名抄』(羽族名 ...