古事記, 上代歌謠荻原浅男 小学館, 1973 - 525 ページ |
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... たまひき此は倭国造等の祖」。なみはやのわあなくも故、其の国より上り行でましし時、“浪速渡を経て、青雲のとみのながいくさ白肩津に泊てたまひき。此の時、登美能那賀須泥毘古、興して待ち向へて戦ひき。爾に御船に入れたる楯を取りて下たてつくさり ...
... たまひき此は倭国造等の祖」。なみはやのわあなくも故、其の国より上り行でましし時、“浪速渡を経て、青雲のとみのながいくさ白肩津に泊てたまひき。此の時、登美能那賀須泥毘古、興して待ち向へて戦ひき。爾に御船に入れたる楯を取りて下たてつくさり ...
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... たまひき。故、参上り来つ」よろことまをしき。故、天皇歓喜ばして、即ち菟上王を返して神のとり宮を造らしめたまひき。是に天皇、其の御子に因りて鳥取とりかひべおほゆわかゆ部・鳥甘部・品遅部・大湯坐・若湯坐を定めたまひき。故率遊其御子」之状者 ...
... たまひき。故、参上り来つ」よろことまをしき。故、天皇歓喜ばして、即ち菟上王を返して神のとり宮を造らしめたまひき。是に天皇、其の御子に因りて鳥取とりかひべおほゆわかゆ部・鳥甘部・品遅部・大湯坐・若湯坐を定めたまひき。故率遊其御子」之状者 ...
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... たまひき。如此歌ひて還りたまひて、暫し筒木の韓名は理能美の家に入り坐しき。天皇、其の大后山代より上り幸でましぬと聞し着して、舎うた人名は鳥山と謂人を使はして、御歌を送りてりたまはく、あはづま 8 山代に受け鳥山い及けい及け吾が愛し妻にいに ...
... たまひき。如此歌ひて還りたまひて、暫し筒木の韓名は理能美の家に入り坐しき。天皇、其の大后山代より上り幸でましぬと聞し着して、舎うた人名は鳥山と謂人を使はして、御歌を送りてりたまはく、あはづま 8 山代に受け鳥山い及けい及け吾が愛し妻にいに ...