Nihon koten bungaku zenshū, 第 9 巻Shōgakkan, 1973 |
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... ありなむ、天下の人の品高きやと問まず、作者道綱母が現実生活において、いかに無力であり、とりとめない存在であったかが記される。だからこそ彼女は『蜻蛉日記』しにもせよかし、とおぼゆるも、過ぎにし年月ごろのこともの執筆にみずから積極的な意義を ...
... ありなむ、天下の人の品高きやと問まず、作者道綱母が現実生活において、いかに無力であり、とりとめない存在であったかが記される。だからこそ彼女は『蜻蛉日記』しにもせよかし、とおぼゆるも、過ぎにし年月ごろのこともの執筆にみずから積極的な意義を ...
103 ページ
... あり、鶴群れて遊ぶ。「二つ歌あるべし」とあり。波かけの見やりに立てる小松原心を寄することぞあるら松のかげまさごのなかと尋ぬるはなにかぬぞたづのむらとり網代のかたあるところあり。けれいさりび網代木に心を寄せてひを経ればあまたの夜こそ旅寝し ...
... あり、鶴群れて遊ぶ。「二つ歌あるべし」とあり。波かけの見やりに立てる小松原心を寄することぞあるら松のかげまさごのなかと尋ぬるはなにかぬぞたづのむらとり網代のかたあるところあり。けれいさりび網代木に心を寄せてひを経ればあまたの夜こそ旅寝し ...
196 ページ
... あり」は、相変わらずである、ありきたりである、の意。→二四〇注六。家にとっては旅寝であるけれども、兼忠女にとっては旅寝ではない。それなのに彼女が、兼家の歌に合わせて、んな旅寝をまだ経験したことがないなどと詠んだのが、おかしいのである ...
... あり」は、相変わらずである、ありきたりである、の意。→二四〇注六。家にとっては旅寝であるけれども、兼忠女にとっては旅寝ではない。それなのに彼女が、兼家の歌に合わせて、んな旅寝をまだ経験したことがないなどと詠んだのが、おかしいのである ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いひ いま うち おり かく かける かな かれ くる けり ける けれ ここ ここち こそ ころ サイデンステッカー さま しまっ そう ただ たち たま たり たる つつ つる てき でも という ところ とし とも ながら なっ など なむ なら なり なる なれ にし ぬる のみ ばかり ひと べき へり ほど まし ます また まで ゆく より らむ られ りー ろう わたし われ 逢坂の関 伊勢物語 賀茂神社 貫之 気持 見え 見る 源氏物語 言う 言っ 作者 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 侍女 手紙 助詞 嘗会 親王 贈答 底本 土佐日記 道綱母 日本紀略 物忌 物語 返りごと 返事 方違え 枕草子 和歌 蜻蛉日記