Nihon koten bungaku zenshū, 第 9 巻Shōgakkan, 1973 |
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108 ページ
... しきに渡りて、子どもがよく事をしおおせた、という感じ。この場合、単純にかわいらしいのとはやや異なる。道綱が舞ったのは、後手組の舞、納蘇利四家の名誉として後々の語り草ともここちも、あはれになど言ひて、帰られぬいうほどの含みがある。兼家の ...
... しきに渡りて、子どもがよく事をしおおせた、という感じ。この場合、単純にかわいらしいのとはやや異なる。道綱が舞ったのは、後手組の舞、納蘇利四家の名誉として後々の語り草ともここちも、あはれになど言ひて、帰られぬいうほどの含みがある。兼家の ...
262 ページ
... しきより」。「まだしきに」と改める説に従う。この数日の叙述を見るに、「またの日も、まだしきに」(本二行)「また二日ばかりありて、まだしきに」(本項)「いま二日ばかりありて...まだしきにあり」(一二~一三行)と、「ま、のうは、お宅では歌など吟誦し ...
... しきより」。「まだしきに」と改める説に従う。この数日の叙述を見るに、「またの日も、まだしきに」(本二行)「また二日ばかりありて、まだしきに」(本項)「いま二日ばかりありて...まだしきにあり」(一二~一三行)と、「ま、のうは、お宅では歌など吟誦し ...
276 ページ
... しきし年はふれどもさごろもの涙にしむる時はなか る。いまは十二月で、裸になっ して多くの年を過ごしてまいりましたけれども、これまでに今ほど夜着が涙で濡れた時はありませんでした)かたしきし...... (ころも片敷きひとり寝を十二月になってしまった ...
... しきし年はふれどもさごろもの涙にしむる時はなか る。いまは十二月で、裸になっ して多くの年を過ごしてまいりましたけれども、これまでに今ほど夜着が涙で濡れた時はありませんでした)かたしきし...... (ころも片敷きひとり寝を十二月になってしまった ...