Nihon koten bungaku zenshū, 第 9 巻Shōgakkan, 1973 |
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... ましたから、いくらなんでもと思っておりましたのもつかのま、父が遠いかなたに行ってしまいましたうえに、その父がお頼み申しあげたあなたまで急に疎遠になっておしまいになりましたので、うつろな心で過ごしているうちに、ますます仲が隔たって消息も ...
... ましたから、いくらなんでもと思っておりましたのもつかのま、父が遠いかなたに行ってしまいましたうえに、その父がお頼み申しあげたあなたまで急に疎遠になっておしまいになりましたので、うつろな心で過ごしているうちに、ますます仲が隔たって消息も ...
241 ページ
... ましたところ、『殿は、話の趣だけはお聞きとりになりました。今はもう直接お話し申しあげるようにと仰せになっておいでです』と承りましたが、まことに分不相応な望みを抱いていたと不審にお思いになろうかと遠慮していたのでございます。その上、よい ...
... ましたところ、『殿は、話の趣だけはお聞きとりになりました。今はもう直接お話し申しあげるようにと仰せになっておいでです』と承りましたが、まことに分不相応な望みを抱いていたと不審にお思いになろうかと遠慮していたのでございます。その上、よい ...
264 ページ
... ましたので、『心あるとや』と歌にあるようなことになりましたが、お返事もいたしまげなる御端書をなむ、げにと思ひきこえさせしや。紙の色は、せんでした。何かの折々にはなんとかして昼もやおぼつかなうおぼさるらむ」とて、これよりもものしほふしたり ...
... ましたので、『心あるとや』と歌にあるようなことになりましたが、お返事もいたしまげなる御端書をなむ、げにと思ひきこえさせしや。紙の色は、せんでした。何かの折々にはなんとかして昼もやおぼつかなうおぼさるらむ」とて、これよりもものしほふしたり ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いひ いま うち おり かく かける かな かれ くる けり ける けれ ここ ここち こそ ころ サイデンステッカー さま しまっ そう ただ たち たま たり たる つつ つる てき でも という ところ とし とも ながら なっ など なむ なら なり なる なれ にし ぬる のみ ばかり ひと べき へり ほど まし ます また まで ゆく より らむ られ りー ろう わたし われ 逢坂の関 伊勢物語 賀茂神社 貫之 気持 見え 見る 源氏物語 言う 言っ 作者 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 侍女 手紙 助詞 嘗会 親王 贈答 底本 土佐日記 道綱母 日本紀略 物忌 物語 返りごと 返事 方違え 枕草子 和歌 蜻蛉日記