Nihon koten bungaku zenshū, 第 9 巻Shōgakkan, 1973 |
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... ままに、嘆き明かしつつ、山づらをふもと見れば、霧はげに麓をこめたり。京もげにたがもとへかは出でむとすらむ、いで、なほここながら死なむと思へど、歩くる人ぞいとつらきや。ねぶつかくて十余日になりぬ。僧ども念仏のひまに物語するを聞けば、「この ...
... ままに、嘆き明かしつつ、山づらをふもと見れば、霧はげに麓をこめたり。京もげにたがもとへかは出でむとすらむ、いで、なほここながら死なむと思へど、歩くる人ぞいとつらきや。ねぶつかくて十余日になりぬ。僧ども念仏のひまに物語するを聞けば、「この ...
62 ページ
... まま、しみじみ語り、泣くのだった。居合わせた侍女たちを呼び寄せては、「わたしがどんなにこのお方を心におかけ申していたと思うかね。こうして死んだら、再びお逢いできずじまいになるのだろうと思うと、とてもやりきれない」と言うので、みな泣いた ...
... まま、しみじみ語り、泣くのだった。居合わせた侍女たちを呼び寄せては、「わたしがどんなにこのお方を心におかけ申していたと思うかね。こうして死んだら、再びお逢いできずじまいになるのだろうと思うと、とてもやりきれない」と言うので、みな泣いた ...
233 ページ
... まま炒り、搗いてを取り去ったもの。「夜岐古米」(和名抄)。三身を入れて熱心に事をすること。作者が直接手をくだすのではなく、指示を与えてやらすのであろう。小鷹狩りをする人。道綱をさす。小鷹狩りは、鷹属の小さな鳥を飼いならして、小鳥を取らせる ...
... まま炒り、搗いてを取り去ったもの。「夜岐古米」(和名抄)。三身を入れて熱心に事をすること。作者が直接手をくだすのではなく、指示を与えてやらすのであろう。小鷹狩りをする人。道綱をさす。小鷹狩りは、鷹属の小さな鳥を飼いならして、小鳥を取らせる ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いひ いま うち おり かく かける かな かれ くる けり ける けれ ここ ここち こそ ころ サイデンステッカー さま しまっ そう ただ たち たま たり たる つつ つる てき でも という ところ とし とも ながら なっ など なむ なら なり なる なれ にし ぬる のみ ばかり ひと べき へり ほど まし ます また まで ゆく より らむ られ りー ろう わたし われ 逢坂の関 伊勢物語 賀茂神社 貫之 気持 見え 見る 源氏物語 言う 言っ 作者 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 侍女 手紙 助詞 嘗会 親王 贈答 底本 土佐日記 道綱母 日本紀略 物忌 物語 返りごと 返事 方違え 枕草子 和歌 蜻蛉日記