Nihon koten bungaku zenshū, 第 9 巻Shōgakkan, 1973 |
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... 10 「惜し」は「鴛鴦い」と掛詞。||「鴛鴦」の縁語。「かも」は「あし」のはえている所に群がっているので「うち群れ」の枕詞にした。三貫之。土佐で死んで都へ帰れぬ女児。変体漢文の用語。『九暦抄』「此間天皇御此舎」(天暦二年八月十九日)。土佐日記.
... 10 「惜し」は「鴛鴦い」と掛詞。||「鴛鴦」の縁語。「かも」は「あし」のはえている所に群がっているので「うち群れ」の枕詞にした。三貫之。土佐で死んで都へ帰れぬ女児。変体漢文の用語。『九暦抄』「此間天皇御此舎」(天暦二年八月十九日)。土佐日記.
62 ページ
... 掛詞はだいたい作者の「ふみおきし」の歌に同じだが、ただ下の句に「鳥の跡」の「書物」の意はない。三「浦見」に「恨み」をかける。兼家の愛情を町の小路の女に奪われた作者のやりきれない精神状態がつづく。嘆きの歌が独詠的に詠まれ、兼家を思うよすが ...
... 掛詞はだいたい作者の「ふみおきし」の歌に同じだが、ただ下の句に「鳥の跡」の「書物」の意はない。三「浦見」に「恨み」をかける。兼家の愛情を町の小路の女に奪われた作者のやりきれない精神状態がつづく。嘆きの歌が独詠的に詠まれ、兼家を思うよすが ...
230 ページ
... 掛詞になっていなかった「好き」をかけて、観念的にかれの好き心を咎めるように詠まれているが、現在の間柄からいえば、まだそのように恨まれる筋合いはないと、道綱は不審がった。道綱の子、道命阿闍梨みはればつもりける年のあやめも思ほえず今日もすぎ ...
... 掛詞になっていなかった「好き」をかけて、観念的にかれの好き心を咎めるように詠まれているが、現在の間柄からいえば、まだそのように恨まれる筋合いはないと、道綱は不審がった。道綱の子、道命阿闍梨みはればつもりける年のあやめも思ほえず今日もすぎ ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いひ いま うち おり かく かける かな かれ くる けり ける けれ ここ ここち こそ ころ サイデンステッカー さま しまっ そう ただ たち たま たり たる つつ つる てき でも という ところ とし とも ながら なっ など なむ なら なり なる なれ にし ぬる のみ ばかり ひと べき へり ほど まし ます また まで ゆく より らむ られ りー ろう わたし われ 逢坂の関 伊勢物語 賀茂神社 貫之 気持 見え 見る 源氏物語 言う 言っ 作者 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 侍女 手紙 助詞 嘗会 親王 贈答 底本 土佐日記 道綱母 日本紀略 物忌 物語 返りごと 返事 方違え 枕草子 和歌 蜻蛉日記