Nihon koten bungaku zenshū, 第 9 巻Shōgakkan, 1973 |
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... 申すうちの行やあさ薄れるとおすす七月十日あまり程にゃ寺にまで、よくすからこのことを祈申けるかしはしうちまとろみたる夢に寺務とおぼしき僧銚子に水をいれて右の膝にかくるとみてふとうちおとろきぬ仏の御しるへとたのもしくおほえけるに八月二日殿又 ...
... 申すうちの行やあさ薄れるとおすす七月十日あまり程にゃ寺にまで、よくすからこのことを祈申けるかしはしうちまとろみたる夢に寺務とおぼしき僧銚子に水をいれて右の膝にかくるとみてふとうちおとろきぬ仏の御しるへとたのもしくおほえけるに八月二日殿又 ...
123 ページ
... 申すにも、涙にむせぶばかりで、言葉にならない。夜がすっかりふけてから、外の方を眺めると、御堂は高い所にあって、下は谷と見えた。さる行った人が、舟に孤で葺いた屋形をつけて用意をして待っていた。夢中ではい乗ると、はるばると漕ぎ出してゆく ...
... 申すにも、涙にむせぶばかりで、言葉にならない。夜がすっかりふけてから、外の方を眺めると、御堂は高い所にあって、下は谷と見えた。さる行った人が、舟に孤で葺いた屋形をつけて用意をして待っていた。夢中ではい乗ると、はるばると漕ぎ出してゆく ...
194 ページ
... 申すとお思いでございましょう。が、そうではございません。御令息の御将来のことでございます」三〇 など、まう賀山の麓に育つの家の娘、志ゆくすゑさへ心細きに、ただひとり男にてかくはあれど、ただいまのごとくにては、〔〕源兼忠女腹ぬさいはひもや ...
... 申すとお思いでございましょう。が、そうではございません。御令息の御将来のことでございます」三〇 など、まう賀山の麓に育つの家の娘、志ゆくすゑさへ心細きに、ただひとり男にてかくはあれど、ただいまのごとくにては、〔〕源兼忠女腹ぬさいはひもや ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いひ いま うち おり かく かける かな かれ くる けり ける けれ ここ ここち こそ ころ サイデンステッカー さま しまっ そう ただ たち たま たり たる つつ つる てき でも という ところ とし とも ながら なっ など なむ なら なり なる なれ にし ぬる のみ ばかり ひと べき へり ほど まし ます また まで ゆく より らむ られ りー ろう わたし われ 逢坂の関 伊勢物語 賀茂神社 貫之 気持 見え 見る 源氏物語 言う 言っ 作者 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 侍女 手紙 助詞 嘗会 親王 贈答 底本 土佐日記 道綱母 日本紀略 物忌 物語 返りごと 返事 方違え 枕草子 和歌 蜻蛉日記