Nihon koten bungaku zenshū, 第 9 巻Shōgakkan, 1973 |
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... 聞きながらこいで来ると、黒鳥という鳥が、岩の上に集まってとまっている。その岩の根もとに、波が白く打ち寄せる。船頭がいうには、「黒鳥の下に、白い波を打ち寄せる」というのだ。この言葉は、別に何というのではないけれども、しゃれたことをいうよう ...
... 聞きながらこいで来ると、黒鳥という鳥が、岩の上に集まってとまっている。その岩の根もとに、波が白く打ち寄せる。船頭がいうには、「黒鳥の下に、白い波を打ち寄せる」というのだ。この言葉は、別に何というのではないけれども、しゃれたことをいうよう ...
74 ページ
... 聞きながら、「待たるるものは」などと口ずさんで笑っている時に、そばにいた侍女が、手なぐさみに、かいくりを糸でもの、手まさぐりに、がいくり安和元(九六八)年。二「聞きて」にかかる。三登子のいる、作者の邸の西の対、すなわち「客人の御方」と同木 ...
... 聞きながら、「待たるるものは」などと口ずさんで笑っている時に、そばにいた侍女が、手なぐさみに、かいくりを糸でもの、手まさぐりに、がいくり安和元(九六八)年。二「聞きて」にかかる。三登子のいる、作者の邸の西の対、すなわち「客人の御方」と同木 ...
100 ページ
... 聞きて」(五行)「...と聞くがをかしければ」(九行)と、その伝聞の内容を二分して記す。ニこれこれのところ。兼家の夫人である作者のところ。三上に、作者は六月二十余日に旧宅へ移ったとある。その六月まで住んでいたところ、の意か。「家移すとかせら ...
... 聞きて」(五行)「...と聞くがをかしければ」(九行)と、その伝聞の内容を二分して記す。ニこれこれのところ。兼家の夫人である作者のところ。三上に、作者は六月二十余日に旧宅へ移ったとある。その六月まで住んでいたところ、の意か。「家移すとかせら ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いひ いま うち おり かく かける かな かれ くる けり ける けれ ここ ここち こそ ころ サイデンステッカー さま しまっ そう ただ たち たま たり たる つつ つる てき でも という ところ とし とも ながら なっ など なむ なら なり なる なれ にし ぬる のみ ばかり ひと べき へり ほど まし ます また まで ゆく より らむ られ りー ろう わたし われ 逢坂の関 伊勢物語 賀茂神社 貫之 気持 見え 見る 源氏物語 言う 言っ 作者 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 侍女 手紙 助詞 嘗会 親王 贈答 底本 土佐日記 道綱母 日本紀略 物忌 物語 返りごと 返事 方違え 枕草子 和歌 蜻蛉日記