Nihon koten bungaku zenshū, 第 9 巻Shōgakkan, 1973 |
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124 ページ
... 補う説もある。その必要はなかろう。鹿が動くにつれての葉ずれの音とすれば、「しらみたる」例の声には鳴かざらむと思ふほどに、さし離れたる谷のかたに続くのはおかしいから、「そよそよと音がして」とでも補足的に読むことになる。しかし「そよそよ」を ...
... 補う説もある。その必要はなかろう。鹿が動くにつれての葉ずれの音とすれば、「しらみたる」例の声には鳴かざらむと思ふほどに、さし離れたる谷のかたに続くのはおかしいから、「そよそよと音がして」とでも補足的に読むことになる。しかし「そよそよ」を ...
233 ページ
底本「べし」なし。意をもって補う通説による。一一底本「おもひしいと」。これをそのまま「思ひし。いと」と読む説もあるけれども、「思ひしかど」と改める通説に従う。三お知らせしなかった、の意のことばを省略。三「見なれたまふ」より敬意が高い。一 ...
底本「べし」なし。意をもって補う通説による。一一底本「おもひしいと」。これをそのまま「思ひし。いと」と読む説もあるけれども、「思ひしかど」と改める通説に従う。三お知らせしなかった、の意のことばを省略。三「見なれたまふ」より敬意が高い。一 ...
293 ページ
... 補う道綱母の歌集が、おそらく彼女の没後編集され、それを日記巻末に付載する際に、この屏風歌の重複に気づいて、それを省いたことのことわりであろう。書写者の注記。それが日記全体についてのものか、「巻末歌集」だけについてのものかは、どちらとも ...
... 補う道綱母の歌集が、おそらく彼女の没後編集され、それを日記巻末に付載する際に、この屏風歌の重複に気づいて、それを省いたことのことわりであろう。書写者の注記。それが日記全体についてのものか、「巻末歌集」だけについてのものかは、どちらとも ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いひ いま うち おり かく かける かな かれ くる けり ける けれ ここ ここち こそ ころ サイデンステッカー さま しまっ そう ただ たち たま たり たる つつ つる てき でも という ところ とし とも ながら なっ など なむ なら なり なる なれ にし ぬる のみ ばかり ひと べき へり ほど まし ます また まで ゆく より らむ られ りー ろう わたし われ 逢坂の関 伊勢物語 賀茂神社 貫之 気持 見え 見る 源氏物語 言う 言っ 作者 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 侍女 手紙 助詞 嘗会 親王 贈答 底本 土佐日記 道綱母 日本紀略 物忌 物語 返りごと 返事 方違え 枕草子 和歌 蜻蛉日記