Nihon koten bungaku zenshū, 第 9 巻Shōgakkan, 1973 |
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109 ページ
... 見ることは四十余日になりにけり。いとにはめづらあろうか、と思いながら、日を過ごしている、そんなある日、格子などを上げる時に、外を眺めると、夜のうちに雨が降ったらしくて、木々に露がかかっている。それを見るとすぐのうちは...... (夜のうちは ...
... 見ることは四十余日になりにけり。いとにはめづらあろうか、と思いながら、日を過ごしている、そんなある日、格子などを上げる時に、外を眺めると、夜のうちに雨が降ったらしくて、木々に露がかかっている。それを見るとすぐのうちは...... (夜のうちは ...
178 ページ
... 見ると、すぐ足もとの所で、たくさんの舟が行ったり来たりして鵜飼いをしている。魚などまだ見たこともなかったので、とてもおもしろく思われる。旅で疲れ気味だったけれど、夜のふけるのも忘れて、一心に見ていると、侍女たちが「もうお帰りなさいませ ...
... 見ると、すぐ足もとの所で、たくさんの舟が行ったり来たりして鵜飼いをしている。魚などまだ見たこともなかったので、とてもおもしろく思われる。旅で疲れ気味だったけれど、夜のふけるのも忘れて、一心に見ていると、侍女たちが「もうお帰りなさいませ ...
225 ページ
... 見る。かたふたむ。とばかりありて、「方塞がりたり」とて、わが染めたるニニ二三さくらがさねあやもん 1182 ともいはじ、にほふばかりの桜襲の綾、文はこぼれぬばかりお返事は、つかきめしこのごろ、司召ということで、例によって忙しそうに騒いでいる ...
... 見る。かたふたむ。とばかりありて、「方塞がりたり」とて、わが染めたるニニ二三さくらがさねあやもん 1182 ともいはじ、にほふばかりの桜襲の綾、文はこぼれぬばかりお返事は、つかきめしこのごろ、司召ということで、例によって忙しそうに騒いでいる ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いひ いま うち おり かく かける かな かれ くる けり ける けれ ここ ここち こそ ころ サイデンステッカー さま しまっ そう ただ たち たま たり たる つつ つる てき でも という ところ とし とも ながら なっ など なむ なら なり なる なれ にし ぬる のみ ばかり ひと べき へり ほど まし ます また まで ゆく より らむ られ りー ろう わたし われ 逢坂の関 伊勢物語 賀茂神社 貫之 気持 見え 見る 源氏物語 言う 言っ 作者 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 侍女 手紙 助詞 嘗会 親王 贈答 底本 土佐日記 道綱母 日本紀略 物忌 物語 返りごと 返事 方違え 枕草子 和歌 蜻蛉日記