Nihon koten bungaku zenshū, 第 6 巻Shōgakkan, 1975 |
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... たまひしとよひすめらみことをはりだあめのしたをさ橘の豊日の天皇のみ子なりき。小墾田の宮に宇御めたまひし天皇のみ代に立ちて皇太子と為りたまひき。太子にみ名三うまやどのとよトみみまうなつ有り。一つのみ号は廏戸豊聡耳と日す。二つのみ号は聖徳な ...
... たまひしとよひすめらみことをはりだあめのしたをさ橘の豊日の天皇のみ子なりき。小墾田の宮に宇御めたまひし天皇のみ代に立ちて皇太子と為りたまひき。太子にみ名三うまやどのとよトみみまうなつ有り。一つのみ号は廏戸豊聡耳と日す。二つのみ号は聖徳な ...
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... たまへり。欽明天皇より後は、三宝を敬くわうしんひ、正教を信じたまへり。然れども、或るときには皇臣にして寺を焼き仏像を流せるありき。或るときには皇臣にして寺これしょうほうおうしんしやうむだいじやう之が中に勝宝応真聖武大上を建て仏法を弘め ...
... たまへり。欽明天皇より後は、三宝を敬くわうしんひ、正教を信じたまへり。然れども、或るときには皇臣にして寺を焼き仏像を流せるありき。或るときには皇臣にして寺これしょうほうおうしんしやうむだいじやう之が中に勝宝応真聖武大上を建て仏法を弘め ...
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... たまははく、『召し入れよ」とのたまふ。詔を奉りて召し入るそびれば、簾を聳けて問ひ告りたまはく、『汝が後に立てる人をいなかりみ産むこと得ずして死にしなり。万ち答へてさく、『是れ実一六知るや不や』とのたまふ。れば広足が妻の、懐妊みて児をすな ...
... たまははく、『召し入れよ」とのたまふ。詔を奉りて召し入るそびれば、簾を聳けて問ひ告りたまはく、『汝が後に立てる人をいなかりみ産むこと得ずして死にしなり。万ち答へてさく、『是れ実一六知るや不や』とのたまふ。れば広足が妻の、懐妊みて児をすな ...