Nihon koten bungaku zenshū, 第 6 巻Shōgakkan, 1975 |
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... 大安寺の三十貫借りて、越前の都魯鹿の津に生きて、交易して はく、「閻羅四天王のこと。持国天・ の銭三十貫を借りて、越前国の敦賀の港にえちゃんのくにつるぎ楢磐島は奈良の左京の六条五坊の人であった。大安寺の西の里に住んでいた。聖武天皇の御代に ...
... 大安寺の三十貫借りて、越前の都魯鹿の津に生きて、交易して はく、「閻羅四天王のこと。持国天・ の銭三十貫を借りて、越前国の敦賀の港にえちゃんのくにつるぎ楢磐島は奈良の左京の六条五坊の人であった。大安寺の西の里に住んでいた。聖武天皇の御代に ...
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... 大安寺の西の里に、一の女すみやかよ流聞ならく、「大安寺の丈六の仏は、衆生の願ふ所を、急に能まうまつまうけかうゆ人有りき。極めて窮りて、命を活くるに由くして飲ゑたり。く施し賜」といふなり。花香油を買ひて、以て丈六仏の前むかし一〇に参ゐ往き ...
... 大安寺の西の里に、一の女すみやかよ流聞ならく、「大安寺の丈六の仏は、衆生の願ふ所を、急に能まうまつまうけかうゆ人有りき。極めて窮りて、命を活くるに由くして飲ゑたり。く施し賜」といふなり。花香油を買ひて、以て丈六仏の前むかし一〇に参ゐ往き ...
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... 大安寺之西里、有三一女人極窮命活无,由而飢。流聞、「大安寺丈六仏、衆生所、願、急能施賜」買花香油、而以参╗往於丈六仏前、奉」白之言、「我昔世不」修福因;現身受┬取貧窮之報一故我施」宝、令」免窮愁」。累〟日経」月、願祈不〟息。如、 ...
... 大安寺之西里、有三一女人極窮命活无,由而飢。流聞、「大安寺丈六仏、衆生所、願、急能施賜」買花香油、而以参╗往於丈六仏前、奉」白之言、「我昔世不」修福因;現身受┬取貧窮之報一故我施」宝、令」免窮愁」。累〟日経」月、願祈不〟息。如、 ...