Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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114 ページ
... かれじ。大納言は、一九率て隠したてまつりてむと、焦られたまへど、ほかにおはせば、さもや思ひ寄らむ、この御身がらにて、名ばかりは、さニニひとざまのち二はれ、後の事になしてむ、人様の事を思ひて、かの御ためにも、さばかりの事をばいかがひき出で ...
... かれじ。大納言は、一九率て隠したてまつりてむと、焦られたまへど、ほかにおはせば、さもや思ひ寄らむ、この御身がらにて、名ばかりは、さニニひとざまのち二はれ、後の事になしてむ、人様の事を思ひて、かの御ためにも、さばかりの事をばいかがひき出で ...
382 ページ
... かれない。何やかやとお指図になってから、やっと出て行かれたので、寝覚の上は、気の散ることもないままに、石山の姫君と一緒に添い臥しなさって、と-安心で・・・・・・」と言われると更に言葉を続けて、「まさとがあんなに宮中に召されっ放しで、片時 ...
... かれない。何やかやとお指図になってから、やっと出て行かれたので、寝覚の上は、気の散ることもないままに、石山の姫君と一緒に添い臥しなさって、と-安心で・・・・・・」と言われると更に言葉を続けて、「まさとがあんなに宮中に召されっ放しで、片時 ...
450 ページ
... かれているので、『あれほど私を遠ざけておられるお心ゆえ、まさか、お悪いのを我慢して御返事をくださったのではあるまい。おっしゃるとおりたいしたことではないのであろう』と思って参上したのですが......。手厳しく冷たくばかりおもてなしになるのが ...
... かれているので、『あれほど私を遠ざけておられるお心ゆえ、まさか、お悪いのを我慢して御返事をくださったのではあるまい。おっしゃるとおりたいしたことではないのであろう』と思って参上したのですが......。手厳しく冷たくばかりおもてなしになるのが ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山