Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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... こそ、ほめていた三の君に違いない。長押の端にいるのは姉たちだろう。これこそ、受領の家の娘として飛び抜けた美人なのだろう。そうでなくてどうしてこんなにまぶしいほど美しいことがあろう」と、じっと見つめていると、「姿かたちというものは、家柄の ...
... こそ、ほめていた三の君に違いない。長押の端にいるのは姉たちだろう。これこそ、受領の家の娘として飛び抜けた美人なのだろう。そうでなくてどうしてこんなにまぶしいほど美しいことがあろう」と、じっと見つめていると、「姿かたちというものは、家柄の ...
516 ページ
... こそ、世を限りなく思ひ掟親の見る目ほど確かなものはなおはたまへるめれなたまひけむしも、も、あはれにうしろめたけれ。さべきにこそ相は違はずと言ひ流いたるも、虚言にこそ上、宰相中将の上といった方々も、みな督の殿のおられる東面に集まって、姫君 ...
... こそ、世を限りなく思ひ掟親の見る目ほど確かなものはなおはたまへるめれなたまひけむしも、も、あはれにうしろめたけれ。さべきにこそ相は違はずと言ひ流いたるも、虚言にこそ上、宰相中将の上といった方々も、みな督の殿のおられる東面に集まって、姫君 ...
541 ページ
... こそあれ。まことは、世のつねにとまる心のなきも、心やすきわざなりけり。この世にしむ心のあらましかば、恨めるとしても、私にはどうしようもないことではないか。こうして生きていても真実生きているとも思われないことだ。幼い子供たちが幾人もあるの ...
... こそあれ。まことは、世のつねにとまる心のなきも、心やすきわざなりけり。この世にしむ心のあらましかば、恨めるとしても、私にはどうしようもないことではないか。こうして生きていても真実生きているとも思われないことだ。幼い子供たちが幾人もあるの ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山