Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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173 ページ
... たり通いつめたりするが、それが道ならぬ恋の場合は、の気持であろう。四女のほうで、全く構いつけない態度に振舞えば。五男のほうでは、なるほどこれは負けたと、継ぎ穂を失い、きまり悪く思って。大納言のほれぼれする御立見愛でて、見聞き入れ ...
... たり通いつめたりするが、それが道ならぬ恋の場合は、の気持であろう。四女のほうで、全く構いつけない態度に振舞えば。五男のほうでは、なるほどこれは負けたと、継ぎ穂を失い、きまり悪く思って。大納言のほれぼれする御立見愛でて、見聞き入れ ...
364 ページ
... たり」と、人も思ひ言ひ、御方々も、いかでかは心やすく。内の大臣殿は、まさと君のかくのみ召し[三]〕内大臣、幼さを懸念し ... たり言ったりして、女御がたがとても平静ではいられないことにもなっていくのであった。香殿の女御の女三の宮を鍾愛してお ...
... たり」と、人も思ひ言ひ、御方々も、いかでかは心やすく。内の大臣殿は、まさと君のかくのみ召し[三]〕内大臣、幼さを懸念し ... たり言ったりして、女御がたがとても平静ではいられないことにもなっていくのであった。香殿の女御の女三の宮を鍾愛してお ...
388 ページ
... たり口にされたりしたお方か」とも人々の噂が信じられない思いだが、しいて逆らって、「どうして嫌うそぶりをあらわに見せたりなどなさろ四五わきいやな独り言をおっしゃいますね。どうして、こう人少なで、端近に出て物思いにおふけりになり、耳驚かす ...
... たり口にされたりしたお方か」とも人々の噂が信じられない思いだが、しいて逆らって、「どうして嫌うそぶりをあらわに見せたりなどなさろ四五わきいやな独り言をおっしゃいますね。どうして、こう人少なで、端近に出て物思いにおふけりになり、耳驚かす ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山