Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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440 ページ
... だが。「こそ...つれ」で強調、逆接。で言いさして感情を込めた以下、寝覚の上の病状の報告に続けて、大弐の北の方は、寝覚の上の出家の決意を語るのである。「かに参内されて、内侍の督の君に ていよいよ。二底本「みいりたまはす. 方は内大臣殿の参内を ...
... だが。「こそ...つれ」で強調、逆接。で言いさして感情を込めた以下、寝覚の上の病状の報告に続けて、大弐の北の方は、寝覚の上の出家の決意を語るのである。「かに参内されて、内侍の督の君に ていよいよ。二底本「みいりたまはす. 方は内大臣殿の参内を ...
449 ページ
... だが、内大臣はいっかな聞き入れそうにもない。四六 て。を、親と申しながら、尋ね問ひたまふべきならねば、こなた 01 ろうかと思って。二「ものはかな「し」は、しっかりしたところがない、何となく頼りない意だが、ここは、柔らかく当りさわりのない ...
... だが、内大臣はいっかな聞き入れそうにもない。四六 て。を、親と申しながら、尋ね問ひたまふべきならねば、こなた 01 ろうかと思って。二「ものはかな「し」は、しっかりしたところがない、何となく頼りない意だが、ここは、柔らかく当りさわりのない ...
536 ページ
... だが、やっとの思いで自らの心を抑えると、うって変わってたいそう慰めては機嫌をとるのだが、寝覚の上は、いったんあれほどまでに思い続けて、気持が沈みきってしまわれたので、右大臣も、今は猜疑心から、今後のことをもこの折にきつ言っておこうと思っ ...
... だが、やっとの思いで自らの心を抑えると、うって変わってたいそう慰めては機嫌をとるのだが、寝覚の上は、いったんあれほどまでに思い続けて、気持が沈みきってしまわれたので、右大臣も、今は猜疑心から、今後のことをもこの折にきつ言っておこうと思っ ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山