Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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... なれば、人の「実法」は、まじめ、律義なこと。五「埋れ木」は、世に埋もれてばっとしない身をいう。歌語的な表現。『和泉式部集』にも、「春や来る花や咲くとも知らざりき谷の底なる埋れ木なれば」とある。妻の心を踏みにじって。七あなたが咎め立て ...
... なれば、人の「実法」は、まじめ、律義なこと。五「埋れ木」は、世に埋もれてばっとしない身をいう。歌語的な表現。『和泉式部集』にも、「春や来る花や咲くとも知らざりき谷の底なる埋れ木なれば」とある。妻の心を踏みにじって。七あなたが咎め立て ...
402 ページ
... なれ」の「なれ」は伝聞。一四内大臣邸と寝覚の上の北殿は近い距離なので。内大臣が。一六内大臣殿が寝覚の上の住む北殿へしばしば立ち寄られるというのは外聞が悪い、『なものしたまひそ』などを」との「さもはべることなり。殿にお目にかからぬのも ...
... なれ」の「なれ」は伝聞。一四内大臣邸と寝覚の上の北殿は近い距離なので。内大臣が。一六内大臣殿が寝覚の上の住む北殿へしばしば立ち寄られるというのは外聞が悪い、『なものしたまひそ』などを」との「さもはべることなり。殿にお目にかからぬのも ...
502 ページ
... なれども、いかがはきこえむ。宮の御文を、「見もしたまへかし」と思ひければ、取りも隠さず。宮は、あやしくかたはらいたくおぼしめせど、ふさまあと取り隠しなどせさせたまはむも、様悪しきやうなれば、御なにふみおまへ覧じ入れぬやうなるを、「いと多 ...
... なれども、いかがはきこえむ。宮の御文を、「見もしたまへかし」と思ひければ、取りも隠さず。宮は、あやしくかたはらいたくおぼしめせど、ふさまあと取り隠しなどせさせたまはむも、様悪しきやうなれば、御なにふみおまへ覧じ入れぬやうなるを、「いと多 ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山