Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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160 ページ
... はいかない人。左衛門督など、中の君を気づかって詰めかける人々をいう。さらば」とて、御車寄せさするに、「あはれや。昨日の御気中の君は今や普通の病状で、からだの異常を見咎められる心配はないが、そのかわり見舞いの人々が枕頭に詰めていることに ...
... はいかない人。左衛門督など、中の君を気づかって詰めかける人々をいう。さらば」とて、御車寄せさするに、「あはれや。昨日の御気中の君は今や普通の病状で、からだの異常を見咎められる心配はないが、そのかわり見舞いの人々が枕頭に詰めていることに ...
360 ページ
... はいたてまつりし我が御慣ひぞや。かく言はれたてまつあったのだったろうか。今度の場合は、世こわさはぼかるにも、身よりほかに、つらきものこそなけれ。かばかり言間の噂を憚って、表向きよそよそしく見せ 110 こころうふかひなく、物思ひ知らぬ心にも ...
... はいたてまつりし我が御慣ひぞや。かく言はれたてまつあったのだったろうか。今度の場合は、世こわさはぼかるにも、身よりほかに、つらきものこそなけれ。かばかり言間の噂を憚って、表向きよそよそしく見せ 110 こころうふかひなく、物思ひ知らぬ心にも ...
454 ページ
... はいられないあなたのお心も、もとはといえばただもう私ゆえと恥ずかしくてなりません」と、内大臣が初めて生霊の件を口にされたので、寝覚の上は、やっとのことで、「なんでそのようには............。あの噂はそれほど気にしなければならぬこととも思っ ...
... はいられないあなたのお心も、もとはといえばただもう私ゆえと恥ずかしくてなりません」と、内大臣が初めて生霊の件を口にされたので、寝覚の上は、やっとのことで、「なんでそのようには............。あの噂はそれほど気にしなければならぬこととも思っ ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山