Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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54 ページ
... ひとところひとひなにごとみぐしす一六一九たぐひ. あらざりける契りの程、つひにはいかなるべきことならむ」と、つくづくと思ふに、涙のぼるれば、「声聞かば、おぼとこえたまひなむ。知りだにそめたまひなば、男の御心は、今はいかがはせむと、よに ...
... ひとところひとひなにごとみぐしす一六一九たぐひ. あらざりける契りの程、つひにはいかなるべきことならむ」と、つくづくと思ふに、涙のぼるれば、「声聞かば、おぼとこえたまひなむ。知りだにそめたまひなば、男の御心は、今はいかがはせむと、よに ...
121 ページ
... ひととろ」による。底本には、「ひと」とあるべきところを「た」と誤写した例がなおいくつかあるが、もと「」(「ひ」は「悲」の草体)とあったものを「老」(「堂」の草体)一字に見誤ったのであろう。 10 中の君の容態が。一一太政大臣は高熱をこらえて、中 ...
... ひととろ」による。底本には、「ひと」とあるべきところを「た」と誤写した例がなおいくつかあるが、もと「」(「ひ」は「悲」の草体)とあったものを「老」(「堂」の草体)一字に見誤ったのであろう。 10 中の君の容態が。一一太政大臣は高熱をこらえて、中 ...
520 ページ
... ひとおうさかとのいだほぞちより、抱きあげて、臍の緒なども我が御手づから、他人に手触れさせたまはで、思ひよろこびたまひたるさまの限りなきを、見たてまつり知れば、殿のうちの人、ひとへに心地よげにうれしげ二八ゆどのにて、御湯殿の儀式をは二九 ...
... ひとおうさかとのいだほぞちより、抱きあげて、臍の緒なども我が御手づから、他人に手触れさせたまはで、思ひよろこびたまひたるさまの限りなきを、見たてまつり知れば、殿のうちの人、ひとへに心地よげにうれしげ二八ゆどのにて、御湯殿の儀式をは二九 ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山