Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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87 ページ
... ふる」の誤りか。下二段「たまふる」なら、対の君の思い。国会本「思ひたまふるほと」。一「せく」は、さえぎる、抑える意。涙をとめるのにいう。三「見る人を、月日の過ぎはべるままに、いかにまた言ひあはする人もはべらぬままに、ただ朝夕一つを乱り ...
... ふる」の誤りか。下二段「たまふる」なら、対の君の思い。国会本「思ひたまふるほと」。一「せく」は、さえぎる、抑える意。涙をとめるのにいう。三「見る人を、月日の過ぎはべるままに、いかにまた言ひあはする人もはべらぬままに、ただ朝夕一つを乱り ...
229 ページ
... ふる松見てもなほ思ふかな同じ尾の上に生ひぬ契りをかの、「あそべども」と書きたまへりしは、こよなく幼かりき。まことにいみじく書きなりて、これを、いみじき帝の御はち返しせさせたまはむにも、ただからながら、恥あるべうもあじゃうずみかど硯箱に ...
... ふる松見てもなほ思ふかな同じ尾の上に生ひぬ契りをかの、「あそべども」と書きたまへりしは、こよなく幼かりき。まことにいみじく書きなりて、これを、いみじき帝の御はち返しせさせたまはむにも、ただからながら、恥あるべうもあじゃうずみかど硯箱に ...
457 ページ
... ふるに、この五月ばかり渡りてものせられしほどよ故関白未亡人として、ますますせばめられた女の幸福の道を顧慮することなく、すっかり捨て置いてしまったと、後悔するのである。「悔思うたまふる」は、底本・前田本「くひおもふ給ふる」。意改。一四四三 ...
... ふるに、この五月ばかり渡りてものせられしほどよ故関白未亡人として、ますますせばめられた女の幸福の道を顧慮することなく、すっかり捨て置いてしまったと、後悔するのである。「悔思うたまふる」は、底本・前田本「くひおもふ給ふる」。意改。一四四三 ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山