Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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... ましたが、私は心にもとめず、ひたすお勤めをしておりましたところ、折から暁方の月の光が谷の底まで照らし出しておりましたので、私はあちこち巡り歩きなが月を賞でておりますと、その局の人たちは寺を出る様子で偶然通りかかりましたのを、物陰に隠れて ...
... ましたが、私は心にもとめず、ひたすお勤めをしておりましたところ、折から暁方の月の光が谷の底まで照らし出しておりましたので、私はあちこち巡り歩きなが月を賞でておりますと、その局の人たちは寺を出る様子で偶然通りかかりましたのを、物陰に隠れて ...
464 ページ
... ましたところ、一途に出家を願われた様子にも、まことに頼もしげなく、とてもこの世に思いとどまる気組みも見られませんで ... ましかば、...はべりなましかば」は反実仮想の条件部分が並立したもの。ともに下の「・・・はべりなましゃは」で結ばれる ...
... ましたところ、一途に出家を願われた様子にも、まことに頼もしげなく、とてもこの世に思いとどまる気組みも見られませんで ... ましかば、...はべりなましかば」は反実仮想の条件部分が並立したもの。ともに下の「・・・はべりなましゃは」で結ばれる ...
465 ページ
... ましたので、『何と非難されるだろう。自分の落ち度と責められるだろうか』とそればかり、心幼く恐れ憚っておろおろとひた隠しにしておりましたうちに、すべての罪過ちを全くないものとして扱ってくださった故関白の御厚情などは例外中の例外、まさに望外 ...
... ましたので、『何と非難されるだろう。自分の落ち度と責められるだろうか』とそればかり、心幼く恐れ憚っておろおろとひた隠しにしておりましたうちに、すべての罪過ちを全くないものとして扱ってくださった故関白の御厚情などは例外中の例外、まさに望外 ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山