Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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62 ページ
... やうにて過しはべれ。よにうしろめたきことはきこえさせじ。のやうにはればれしくもてなして、ものせさせたまへ。さらになおぼし入れそ」一匹と、うち泣きつつ慰めきとゆれど、顔に袖を押しあてて背きたまひぬる、姿の限りなくをかしげなるに、御髪は ...
... やうにて過しはべれ。よにうしろめたきことはきこえさせじ。のやうにはればれしくもてなして、ものせさせたまへ。さらになおぼし入れそ」一匹と、うち泣きつつ慰めきとゆれど、顔に袖を押しあてて背きたまひぬる、姿の限りなくをかしげなるに、御髪は ...
127 ページ
知らねば、と心なきやうなり。ほかに盗み出でたてまつりて、心みむ」と定めて、物問はせたまふに、「所さりては、六こうへりやうよかりぬべし」とのみ占ひ申せば、故上の領じたまひし所、一四八あれば、まことに配慮を欠いたようになる。ここは、どこか別 ...
知らねば、と心なきやうなり。ほかに盗み出でたてまつりて、心みむ」と定めて、物問はせたまふに、「所さりては、六こうへりやうよかりぬべし」とのみ占ひ申せば、故上の領じたまひし所、一四八あれば、まことに配慮を欠いたようになる。ここは、どこか別 ...
140 ページ
... やうつかひたひるれば、うちしたまへるも、ただ浮きあがるやうにおぼえおもかげけはひつつ、あるかなきかなりつる面影、身に近かりつる気配、手あたりなど、身をさらぬやうなるに、「平らかにあらせて、祈りつけたまへりし人々に、いみじき祈り[二]中の君 ...
... やうつかひたひるれば、うちしたまへるも、ただ浮きあがるやうにおぼえおもかげけはひつつ、あるかなきかなりつる面影、身に近かりつる気配、手あたりなど、身をさらぬやうなるに、「平らかにあらせて、祈りつけたまへりし人々に、いみじき祈り[二]中の君 ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山