Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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344 ページ
... 一の宮の背後にある大皇の宮の存在がひどく心にかかるのである。元北殿。故関白邸。元小姫君。三寝覚の上。三どんな容態かと、当然見舞うべきであったが。「いぶせし」は、心晴れない、胸がふさがる意。しばらく女一の宮に逢わぬために心が晴れぬという ...
... 一の宮の背後にある大皇の宮の存在がひどく心にかかるのである。元北殿。故関白邸。元小姫君。三寝覚の上。三どんな容態かと、当然見舞うべきであったが。「いぶせし」は、心晴れない、胸がふさがる意。しばらく女一の宮に逢わぬために心が晴れぬという ...
345 ページ
のみ。女一の宮自らが意志をもって描かれるのは、まだ先のことのようだ。このあたりの男君、女一の宮、寝覚の上三者のかかわり方には、『源氏物語』若菜上巻の光源氏、女三の宮、紫の上のかかわりを踏むとこう、あてなる御気配、有様、「からこそは、帝の ...
のみ。女一の宮自らが意志をもって描かれるのは、まだ先のことのようだ。このあたりの男君、女一の宮、寝覚の上三者のかかわり方には、『源氏物語』若菜上巻の光源氏、女三の宮、紫の上のかかわりを踏むとこう、あてなる御気配、有様、「からこそは、帝の ...
346 ページ
... 一の宮が。周囲の人。女一の宮の側近の者などをさす。一四皇女という身分の高さだけをいうのではない。女一の宮は、内大臣にとってたいせつな妻なのである。さきの「いづれとなく...のどかなりしか」の述懐に対応する。寝覚の上と女一の宮に身を分ける ...
... 一の宮が。周囲の人。女一の宮の側近の者などをさす。一四皇女という身分の高さだけをいうのではない。女一の宮は、内大臣にとってたいせつな妻なのである。さきの「いづれとなく...のどかなりしか」の述懐に対応する。寝覚の上と女一の宮に身を分ける ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山