Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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... 作者の「心」といえるだろう。彼女の「心」の発見は、作者の「心」の発見である。作者もまた女主人公の経験をともに経験し、女主人公とともに必死に考え、「心」の内側を掘り起こしていくことになる。第三部にお君たちの「心」を承けながら、さらにこれを ...
... 作者の「心」といえるだろう。彼女の「心」の発見は、作者の「心」の発見である。作者もまた女主人公の経験をともに経験し、女主人公とともに必死に考え、「心」の内側を掘り起こしていくことになる。第三部にお君たちの「心」を承けながら、さらにこれを ...
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作者が書いたかなどの四物語は『更級日記』の作者、菅原孝標女の作とする説が行なわれてきた。もっとも定家はこれを「とぞ」という伝承 夜の寝党 形式の記述をとっているので、どこまで定家自身の認定が込められているのか、種々解釈の余地が残るわけで ...
作者が書いたかなどの四物語は『更級日記』の作者、菅原孝標女の作とする説が行なわれてきた。もっとも定家はこれを「とぞ」という伝承 夜の寝党 形式の記述をとっているので、どこまで定家自身の認定が込められているのか、種々解釈の余地が残るわけで ...
8 ページ
... 作者の論は成立年代と結びつく。前記阪倉論文は『後拾遺集』撰進にやや遅れるころといわれるが、私もまたこの作品は孝標女よりもやや遅れるが、ほぼ十一世紀後半から末までに世に出たものと信じている。前項「後期物語文学の世界」もこの考えに立って述べ ...
... 作者の論は成立年代と結びつく。前記阪倉論文は『後拾遺集』撰進にやや遅れるころといわれるが、私もまたこの作品は孝標女よりもやや遅れるが、ほぼ十一世紀後半から末までに世に出たものと信じている。前項「後期物語文学の世界」もこの考えに立って述べ ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山