Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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357 ページ
... 姫君とは離れて暮らしていたのを踏まえていうのであろう。二石山の姫君から寝覚の上のもとに届けられ初子の手紙。→二五六三「人の親の心は闇にあらねども子を思ふ道にまどひぬるかな」(後撰・雑一藤原兼輔)を踏まえた表現。四 S なり石山の姫君のもとへ ...
... 姫君とは離れて暮らしていたのを踏まえていうのであろう。二石山の姫君から寝覚の上のもとに届けられ初子の手紙。→二五六三「人の親の心は闇にあらねども子を思ふ道にまどひぬるかな」(後撰・雑一藤原兼輔)を踏まえた表現。四 S なり石山の姫君のもとへ ...
397 ページ
... 姫君」とあるべきところ。小姫君(大君の子)では通じない。ほんの少しの間尼上のもとに。三あなた(寝覚の上)の所へ。「さるは」以下、やや意が通りにくいが、「さるは」は逆接。尼上のもとに連れ帰るといっても、かし、の意とみる。「御語らひ人」以下に ...
... 姫君」とあるべきところ。小姫君(大君の子)では通じない。ほんの少しの間尼上のもとに。三あなた(寝覚の上)の所へ。「さるは」以下、やや意が通りにくいが、「さるは」は逆接。尼上のもとに連れ帰るといっても、かし、の意とみる。「御語らひ人」以下に ...
494 ページ
... 姫君に比べて、実の父とは離れて暮らしていても小姫君のほうが一段上といった優越感を抱いていた、御愛情の濃さも。「誰が...心やましかりつれ」は挿入句(はさみとみ)。小姫君の乳母たちは、「屈じいたおぼえつる」ままに、石山の姫君を羨望し嫉妬してい ...
... 姫君に比べて、実の父とは離れて暮らしていても小姫君のほうが一段上といった優越感を抱いていた、御愛情の濃さも。「誰が...心やましかりつれ」は挿入句(はさみとみ)。小姫君の乳母たちは、「屈じいたおぼえつる」ままに、石山の姫君を羨望し嫉妬してい ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山