Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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21 ページ
... 御方にあづかりて、うしろ 10 なたいへん風雅ゆうしょうじつらい思いも慰めておられる。おとどにも思う中の君に親しんで、いやなこともちとけ睦びおはしたるが、いとあはれにおぼえて、心やすくととるが、「御有様」とありたい。むつなおとなしき後見もな ...
... 御方にあづかりて、うしろ 10 なたいへん風雅ゆうしょうじつらい思いも慰めておられる。おとどにも思う中の君に親しんで、いやなこともちとけ睦びおはしたるが、いとあはれにおぼえて、心やすくととるが、「御有様」とありたい。むつなおとなしき後見もな ...
113 ページ
... 御方には、もとよりこまやかならねば、御方が、大納言の深刻なよきほどにて外に参りたまへれば、大納言言殿はお出かけになりましたか」と尋ねると、「いえ、御外出はありません。どこか の文飾であろう。極端に言えば ここも「ながめ」(長雨とのお部屋の ...
... 御方には、もとよりこまやかならねば、御方が、大納言の深刻なよきほどにて外に参りたまへれば、大納言言殿はお出かけになりましたか」と尋ねると、「いえ、御外出はありません。どこか の文飾であろう。極端に言えば ここも「ながめ」(長雨とのお部屋の ...
364 ページ
... 御方にて御覧じよそへさせたまふに、承香戦の御方の女三の宮をうつくしう思ひきこえさせたまふにも、いたう劣らず、らうたきものに、この御方にては御覧じれなどするほど、督の君の御おぼえを、「なほ、すぐれたり」と、人も思ひ言ひ、御方々も、いかでか ...
... 御方にて御覧じよそへさせたまふに、承香戦の御方の女三の宮をうつくしう思ひきこえさせたまふにも、いたう劣らず、らうたきものに、この御方にては御覧じれなどするほど、督の君の御おぼえを、「なほ、すぐれたり」と、人も思ひ言ひ、御方々も、いかでか ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山