Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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45 ページ
... 心地」は、いったん気が転倒した惑乱状態がそのまま直らないこづく大君の婚やがてまどひたちにける御心地、日を経て、八「耳とどめらるる」は、注意がひきつけられるのをいう。「らるる」は自発。さきの「例はなにとも耳とどめお思いのあまりに、そのまま ...
... 心地」は、いったん気が転倒した惑乱状態がそのまま直らないこづく大君の婚やがてまどひたちにける御心地、日を経て、八「耳とどめらるる」は、注意がひきつけられるのをいう。「らるる」は自発。さきの「例はなにとも耳とどめお思いのあまりに、そのまま ...
253 ページ
... 心地す。...二月の中の十日ばかりの青柳の、わづかにしだりはじめたらむ心地して、鶯の羽風にも乱れぬべえかに見えたまふ」という表現なども督の君の「このごろのしだり柳の心地して」(二七二)と寝覚の上の「うぐひすの羽風もいとはしきまで」とに分けて ...
... 心地す。...二月の中の十日ばかりの青柳の、わづかにしだりはじめたらむ心地して、鶯の羽風にも乱れぬべえかに見えたまふ」という表現なども督の君の「このごろのしだり柳の心地して」(二七二)と寝覚の上の「うぐひすの羽風もいとはしきまで」とに分けて ...
432 ページ
... 心地さらに「かく月ごろ経る御心地を、祈りなどもせさせたまはず、たおとたりたまはず」をうけ、「すしや」ぬ顔にてのみ人目には過さも落ち着くように感じられてなどなさる折に。父入道にむかって話していることは「きとえ」の謙譲語でわかる。「ついで ...
... 心地さらに「かく月ごろ経る御心地を、祈りなどもせさせたまはず、たおとたりたまはず」をうけ、「すしや」ぬ顔にてのみ人目には過さも落ち着くように感じられてなどなさる折に。父入道にむかって話していることは「きとえ」の謙譲語でわかる。「ついで ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山