Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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... 物語』『夜の寝覚』『浜松中納言物語』などである。『夜の寝覚』は中間と末尾に相当巻数の欠脱があり、『浜松中納言物語』も首巻を欠いているが、ともかくも作品の現存状況と『無名草子』の評価の一致は、今日の読者を安心させもし勇気づけてもくれる ...
... 物語』『夜の寝覚』『浜松中納言物語』などである。『夜の寝覚』は中間と末尾に相当巻数の欠脱があり、『浜松中納言物語』も首巻を欠いているが、ともかくも作品の現存状況と『無名草子』の評価の一致は、今日の読者を安心させもし勇気づけてもくれる ...
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... 物語の衰弱、低落の証として論じられることが多いが、『源氏物語』の亜流とか衰亡期の姿とか、ただ性急に烙印を押すだけでは不十分であろう。確かに下降線上にあるし、 10 等々である。数え立てれば切りもない 後期物語のこの二傾向については、『源氏 ...
... 物語の衰弱、低落の証として論じられることが多いが、『源氏物語』の亜流とか衰亡期の姿とか、ただ性急に烙印を押すだけでは不十分であろう。確かに下降線上にあるし、 10 等々である。数え立てれば切りもない 後期物語のこの二傾向については、『源氏 ...
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... 物語』の影響の深いことでは他の物語に劣らない。影響の深さについてはすでに諸家による数々の論があり、類似点、相似点の指摘はその構想、人物、場面、趣向から文章、語句にまで及んでいる。細かい箇所は本性がなお物語文学に残存しようとしたり、『源氏 ...
... 物語』の影響の深いことでは他の物語に劣らない。影響の深さについてはすでに諸家による数々の論があり、類似点、相似点の指摘はその構想、人物、場面、趣向から文章、語句にまで及んでいる。細かい箇所は本性がなお物語文学に残存しようとしたり、『源氏 ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山