Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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120 ページ
... 聞きたまふに、大納言殿は、心肝も尽き果てて、いといみじく忍びがたくおぼさるるに、「月ごろもなここちおとどさゑもんのかみたるを、大臣、ものもおぼえたまはぬに、左衛門督、「その事となくて月ごろ経ぬるは、頼もしげなきわざなるを、こととのは ...
... 聞きたまふに、大納言殿は、心肝も尽き果てて、いといみじく忍びがたくおぼさるるに、「月ごろもなここちおとどさゑもんのかみたるを、大臣、ものもおぼえたまはぬに、左衛門督、「その事となくて月ごろ経ぬるは、頼もしげなきわざなるを、こととのは ...
414 ページ
... 聞き過さむとは思へ、人は、聞きニーすぐ 10 く、「我こそ、いと心苦しげに絶え入り絶える女君聞かず一一九お逢うことを迫ぬるよ」とおぼすに、恨みやるべきかたな〔〕内大臣、な「さればよいと執念げなる人にうとまれしうねず。うきこえたまへど、同じ ...
... 聞き過さむとは思へ、人は、聞きニーすぐ 10 く、「我こそ、いと心苦しげに絶え入り絶える女君聞かず一一九お逢うことを迫ぬるよ」とおぼすに、恨みやるべきかたな〔〕内大臣、な「さればよいと執念げなる人にうとまれしうねず。うきこえたまへど、同じ ...
465 ページ
... 聞きたてまつりし人は。ここにおはしますか。今日だに、おとどいかで」ときこえたまへば、大臣、「いかに聞きたまふらむ」と、いとほしながらうち笑まれて、御屏風押しあけて、「ち」ときこえたまへば、いとつつましげにゐざり出でたまへあふぎぢらひたま ...
... 聞きたてまつりし人は。ここにおはしますか。今日だに、おとどいかで」ときこえたまへば、大臣、「いかに聞きたまふらむ」と、いとほしながらうち笑まれて、御屏風押しあけて、「ち」ときこえたまへば、いとつつましげにゐざり出でたまへあふぎぢらひたま ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山