Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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355 ページ
... 返事か知りたくてたまらないのである。四いつも寝覚の上の筆跡は見馴れているのに、今初めて見たても」とて背きたまふ、いとうつくしきを、見るかひありるような新鮮さを覚えるというのである。寝覚の上の筆の見事さを讃えたもの。五帝への御返事はどう ...
... 返事か知りたくてたまらないのである。四いつも寝覚の上の筆跡は見馴れているのに、今初めて見たても」とて背きたまふ、いとうつくしきを、見るかひありるような新鮮さを覚えるというのである。寝覚の上の筆の見事さを讃えたもの。五帝への御返事はどう ...
416 ページ
... 返事を待ち得て御覧になった時、どれほど御執心が募ることかと思うと ねいつの品々がまことに早く、見事に 映えるばかりの紅の織物の単衣襲に、棟襲の五重の織物の、それに撫子の織物の小袿を重ねて、そっと押し出したその美しさは、雲の上までも突き ...
... 返事を待ち得て御覧になった時、どれほど御執心が募ることかと思うと ねいつの品々がまことに早く、見事に 映えるばかりの紅の織物の単衣襲に、棟襲の五重の織物の、それに撫子の織物の小袿を重ねて、そっと押し出したその美しさは、雲の上までも突き ...
533 ページ
... 返事をし、更に帝から消息のあったこと、返事をする前に、寝覚の上が右大臣に問い合わせたとと、右大臣は一応返事を勧めながら心配に堪えなかったことなどが含まれていたらしく、やや大きい脱落とみられる。脱文内で、寝覚の上が、「殿の上」としてわずか ...
... 返事をし、更に帝から消息のあったこと、返事をする前に、寝覚の上が右大臣に問い合わせたとと、右大臣は一応返事を勧めながら心配に堪えなかったことなどが含まれていたらしく、やや大きい脱落とみられる。脱文内で、寝覚の上が、「殿の上」としてわずか ...
多く使われている語句
あっ あの あはれ あら あり いと いみ うち おいで おぼし かく げに ここ こそ させたま さま しさ しょう そう たい だが だけ ただ たち だっ たてまつり たり たる つつ つる でも という とお ところ とも ながら なっ など なら なり なる にし のみ ばかり はず はべら はべり べき ほど まことに まし ます また まで まひ まま やう より らむ られ られる れる ろう われ 一の宮 右大臣 関白 気持 気色 言葉 御覧 広沢 考え 左衛門督 宰相 思い 思う 思っ 思ひ 思ふ 自分 出家 女御 女房 少将 心地 心中思惟 生霊 石山の姫君 大臣 大納言 中宮 中納言 殿上人 内侍督 内大臣 乳母 入道殿 琵琶 表現 物語 聞き 北の方 無名草子 様子 几帳 姨捨山