Nihon koten bungaku zenshū, 第 19 巻Shōgakkan, 1970 |
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160 ページ
... 関白邸で少将が中の君付きの女房であったことが知れると困る人間関係から解放されてひとりくつろぐことのできる私室の意。歌 ... 関白の御前に。 0 関白の北の方。大納言の母君。二待ちかねたように。三関白夫妻の男の子は、大納言と弟の三位中将。生まれ ...
... 関白邸で少将が中の君付きの女房であったことが知れると困る人間関係から解放されてひとりくつろぐことのできる私室の意。歌 ... 関白の御前に。 0 関白の北の方。大納言の母君。二待ちかねたように。三関白夫妻の男の子は、大納言と弟の三位中将。生まれ ...
223 ページ
... 関白の死を機に、改めて内侍督にと求めてきた。女君はこれを固辞すると、内大臣にと話のあった故関白の長女を代りにと請うのであった。内大臣もこれに賛し、中宮の好意もあった。帝は寝覚の上との他日の縁をも考え、この請いを納れるのだった( [原]三〇二 ...
... 関白の死を機に、改めて内侍督にと求めてきた。女君はこれを固辞すると、内大臣にと話のあった故関白の長女を代りにと請うのであった。内大臣もこれに賛し、中宮の好意もあった。帝は寝覚の上との他日の縁をも考え、この請いを納れるのだった( [原]三〇二 ...
235 ページ
... 関白。寝覚の上(故老関白家)の場合には。るまじかりけり。うしろめたからぬ心ばへを見おきて、いと今はこれまでの。一家の没落が必至であったのをいう。八婿君たちも住みつかれたので。九老関白全盛の昔に比べても、格段の見劣りは。「ありしけぢめ」は意 ...
... 関白。寝覚の上(故老関白家)の場合には。るまじかりけり。うしろめたからぬ心ばへを見おきて、いと今はこれまでの。一家の没落が必至であったのをいう。八婿君たちも住みつかれたので。九老関白全盛の昔に比べても、格段の見劣りは。「ありしけぢめ」は意 ...