日本古典文学全集, 第 16 巻Shōgakkan, 1975 |
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... いかにやいかにならむとすらむ」(拾遺・雑上読人しらず)。冷泉院。一七秋好中宮や弘徽殿女御なあろう。玉盤は、大君の苦境を見て、もし中の君を夫人として出仕させたら、中の君も明石の中宮方か おきてしかど、え辞したまはざりし ものであるけれども、院 ...
... いかにやいかにならむとすらむ」(拾遺・雑上読人しらず)。冷泉院。一七秋好中宮や弘徽殿女御なあろう。玉盤は、大君の苦境を見て、もし中の君を夫人として出仕させたら、中の君も明石の中宮方か おきてしかど、え辞したまはざりし ものであるけれども、院 ...
143 ページ
... いかに予想していても、薨去の報を聞くときは突然である。「うち」はその意。一悲しみ、驚きの極みの状態。「余りあきれたる事には、中(涙も落ぬ物也。こゆるほどに、人々来て、「この夜半ばかりになむ亡せたまひきこえたまへれど、うち聞きたまふには ...
... いかに予想していても、薨去の報を聞くときは突然である。「うち」はその意。一悲しみ、驚きの極みの状態。「余りあきれたる事には、中(涙も落ぬ物也。こゆるほどに、人々来て、「この夜半ばかりになむ亡せたまひきこえたまへれど、うち聞きたまふには ...
150 ページ
... いかに思ひ給ひつらんと、に人憎くもと、つらき涙の落つれば、ましていかに思ひつら心をくみて匂宮のおぼす也」(細流抄)。自分が訪れてこなかったことや大君が亡くなったことなど、いろいろな点で。その翌朝、薫と匂宮は初めて顔を合わせたのである。大君 ...
... いかに思ひ給ひつらんと、に人憎くもと、つらき涙の落つれば、ましていかに思ひつら心をくみて匂宮のおぼす也」(細流抄)。自分が訪れてこなかったことや大君が亡くなったことなど、いろいろな点で。その翌朝、薫と匂宮は初めて顔を合わせたのである。大君 ...
多く使われている語句
あっ あら あり いと いらっしゃる うち きこえ けり けれども ここ こそ さき させ さま そう たい だけ たま たり たる でも という とお とも なかっ ながら なっ など なら なり なる なれ にし ばかり べき へり ほど まし ます また まで まひ やう より らむ られ られる れる ろう 阿闍梨 以下 右大臣 宇治 気持 玉鬘 近衛府 結婚 源氏 言葉 細流抄 三の宮 三光院実枝 思い 思う 思っ 思ひ 自分 実枝説 朱雀院 女御 女房たち 少将 尚侍 申しあげ 真木柱 人々 総角 大臣 大納言 中納言 椎本 柏木 姫君たち 浮舟 物語 聞こえ 兵部卿宮 明石の中宮 孟津抄 様子 落葉の宮 冷泉院 六条院 岷江入楚